夏至の日に美容院の100年計画を考えてみた


 

今日は一年で最も昼間が長い

「夏至」でした。

 

 

若かりし頃、

「神々の指紋」に感銘を受け、

南米やアジア、

果てはネイティブアメリカンの道を

追った時代がありました。

 

 

そんな私にとって、この日は

特別な意味を為す日でもあります。

 

 

こんにちは

Facebookファンメイクコーチ

出村 嘉章です

 

 

さっそく本題です。

美容師と理容師、

そもそもこの2つの資格の違いを

ご存知でしょうか。

 

 

一般的な見解として、

美容院はパーマが多く、

理容院は顔剃りがしてもらえる。

 

 

だから、

美容師はパーマがかけられる資格。

理容師はカミソリ(刃物)が持てる資格。

 

 

そんなところでしょうか。

正直、

我々にとっては微妙なラインです。

 

 

高い視点から眺めてみましょう。

店舗数の比較です。

 

 

我が家から最寄駅に行く途中に、

コンビニエンスストアは3軒あります。

 

 

都内に住んでいる人にとっては

平均的、ひょっとすると

少ない方かもしれません。

 

 

まぁ、それだけ「目にする」

と言いたいのです。

 

 

ところが、

日本全国では歯科医院の数は

コンビニよりも多いのです。

 

 

・コンビニ:約56,000軒

・歯科医院:約60,000軒

 

 

今や歯科医院の数は

飽和状態と言われている要因が、

店舗数からも分かります。

 

 

しかし実は、

それをも凌ぐ店舗数を誇っている

業種があります。

 

 

それが、美容・理容業界なのです。

・美容院:約250,000軒

・理容院:約140,000軒

合わせて、約390,000軒!!

桁が違います!!

 

 

全国の美容院、理容院のオーナーさん、

対策は取っていますか?

 

 

この美容院、理容院乱立の時代に、

大人気店「HANA」オーナー:

花島 知也さんは、

代官山に4店舗目のお店を

オープンさせました。

 

 

その新店舗は、

美容院でありながら

「健康」をコンセプトにしています。

 

 

美容がなぜ健康を?

 

 

トレーニングルームや

トレーニング機材、

パーソナルトレーナーが常駐していたり、

 

 

鍼灸師がいて、

鍼灸メニューまでが充実しているのです。

 

 

経営の視点から捉えると

余分な経費が嵩みます。

 

 

しかもそのお店は、

美容院が乱立するだけでなく、

都内の中でも地価が高い

代官山という立地にあります。

 

 

それでいて

ターゲットは「シニア」!

 

 

髪を切りに来るだけではなく、

毎日でも、1回の滞在も長く、

ずっと居られる

美容・健康空間を創っています。

 

 

その他にも花島さんの店舗には、

お母さんがゆっくり髪を染めたり、

パーマをかけたりしていられるように、

保育士が居て

キッズスペースが設けられていたり、

 

 

健康スタンドで、

新鮮なスムージーが飲めたりするのです。

 

 

まさしく、

美容と健康を足して、

業界の常識を非常識に変えた、

「歳を取っても通いたくなる美容空間」

になっているのです。

 

 

これが

美容から健康の100年計画です。

 

 

確かに美容業界は、

人を「キレい」にすることが仕事です。

 

 

美容院のホームページやインスタグラムには

「ストレートヘアになりました!」

「髪を染めてみました!」

「ショートカットにイメチェンしました!」

という、

 

 

“若くて”

“キレい”な

カットモデルの写真が溢れています。

 

 

しかしユーザーは

そんな層ばかりではありません。

 

 

ましてや

キレいでカッコいい写真には

見飽きてしまいました。

 

 

私なら、

人生をカッコ良く歩んできた

大先輩たちの、

自信に溢れた健康美を見せられた方が、

「かっこいいーーーーー!!」

と思いますけどね☆

 

 

全国の美容師、理容師のみなさん、

「右なれえ右」で隣と同じことをする

だけではなく、

 

 

自分だけのオリジナルなお店、

サービス、メニューを

創りだしてみてください!