コンビニのおでんは9月に「売れる」のではなく9月に「売る」のです


やりますやります、と
言っておきながら
なかなか行動が伴わない起業家の方、
今日は耳の痛い話かもしれませんが、
どうぞお付き合いください。

 

 

コンビニのおでんは
「売れる」から9月に販売するのではなく
「売る」のです。

 

 

コンビニおでんの売上を月別に見ると
9〜11月が高く、
気候と連動しそうな1〜2月まで
右肩上がりを続ける訳ではありません。
11月以降は下降していきます。

 

 

なぜか、
季節がわりの9月期に、
キャンペーンを打ちます。

 

 

テレビCMを出します。
雑誌に広告ページを載せます。
店頭のPOPを強化します。

 

 

至るところで
「露出」「認知」作戦にでるのです。

 

 

消費者は残暑が一段してくるこの時期、
「そろそろおでんの季節かァ〜と」、
おでんの存在を意識してしまうのです。

 

 

いやいや、
まだまだ暑いですよ!
室内は扇風機回すか
クーラー付けてますよ!

 

 

完全にコンビニ各社の戦略に
ハマっています。

 

 

まだ暑さの本番ではない
梅雨の時期も思い返してください。

 

 

「ひんやり冷麺!」
「今年のざるそばは“出汁”が違います!」

 

 

なんて、テレビCMを見ると、
途端に食べたくなりますよね。

 

 

完全にハメられています^^;

 

 

暑い季節から、
おでんの季節を待ち遠しく感じていた…。
真っ先に飛びつくのが
9月、10月と言う訳です。

 

 

それ以降は「下降線」と言いましたが、
決して低い訳ではありません。
冬の主力製品であることに
変わりはありません。

 

 

私たちは冬の寒い日、
「帰りにコンビニ寄って
 おでん買って帰ろう」と
思います。

 

 

コンビニに行けば、
おでんが待っていることが
分かっているのです。

 

 

欲しい時にそこに行けば、
おでんがあることを知っています。

 

 

それも、
初めてのお店なら「どんな味かな」
「口に合うかな」
と不安もよぎりますが、
どんな味かも分かっています。

 

 

駅前のセブンイレブンと、
家近くのファミリーマートでは、
そうそう大差ありません。
*)地域によって味は変えているそうです

 

 

この安心感が固定客を掴まえているのです。

 

 

もちろん私たち起業家も、
テレビCMが打てればいいのですが、
そんな大金はありません^^;

 

 

しかしFacebookにも、
YouTubeにも広告はあります。

 

 

戦略を立て、
自分の商品、サービスに合った訴求方法を
探っていけば良いのです。

 

 

やりますやりますと言っても、
その途中において、
色んなことが起こります。

 

 

急な予定が入ったり、
家族が熱を出したり、
パソコンは壊れてしまったり…_苦笑!

 

 

言い訳なんていくらでも揃います。
行動が伴わない人はそれでも構いません。

 

 

先行投資した学費がもったいない!
私には時間がない!
私には売上が必要なんです!

 

 

という方だけ聞いてください。 

 

 

ピークは自らが創るモノです。

 

 

お客様が「欲しい!」と
探した始めた時に目につくのでは、
ライバルと争うことになります。
強いては価格競争に陥ってしまいます。

 

 

お客様に「あそこに行けばある!」
「あの人にお願いすれば良い」を認識させる
下地を創っておくこと。

 

 

まだ全然寒くもないのに
おでんを売出すのと同じです。

 

 

寒くなるのは分かっているのです。
(今年の冬の気象予報はまだ見ていませんが)

 

 

お客様が顕在的に認識できていなくても、
「知らせて」おくことが大切なのです。

 

 

「ここに来れば手に入りますよ!」な声を
常に発しておくことが重要なのです。

 

 

そう、あなたのペースで、です。

 

 

言い訳を並べている時を思い返してください。
完全に「他者」のペースに
ハマっています。

 

 

そうではなく、
主体的にペースを創り出すコンビニ側に
なってください。

 

 

そして、
私たちができる無料にして
有効有益な発信ツール、
Facebookで、

 

 

「あなたが何の専門家なのか」
あなたが「誰のために」、
「どんなキャンペーン」を売出すのか、

 

 

他者に影響されない
あなたのペースで発信し続けることです!


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