クライアントの目標を達成するために必要な7つのコーチングスキル


 

先日、

30代の女性起業家:Kさんが、

プライオリティ・コーチングの

無料セッションに参加してくれました。

 

 

Kさんにはこの夏に達成したい

ビジネス上の目標がありました。

(その内容については触れません!)

 

 

そのために、

具体的にどのように動けば良いのか、

その答えを得るために、

コーチングに参加してくれたのです。

 

 

Kさんはスゴく勉強熱心で、

起業家としてとても優秀でした。

 

 

扱っているコンテンツ、サービスを

とても上手にお客様に届けていました。

 

 

そして関心したのが、

収入の窓口、

いわゆるキャッシュポイントを

複数持っていることでした。

 

 

ところが

それに連れてタスクが山盛り。

時間の切り売りをしてしまっていて、

水面下では足はバタバタ^^;

 

 

自分のビジネスは上手く回っていても、

タスク、時間のマネジメントが

思うように追いついていませんでした。

 

 

なぜそうなってしまうのだろう?

その原因は何にあるのだろう?

 

 

解決しなければいけない

課題があったのです。

 

 

私はKさんに質問させていただきました。

「Kさんのお客様は

 どのような層ですか?」

 

 

Kさん:

「一つのビジネスは

 主婦がターゲットです。

 もう一つの“新しい”ビジネスは、

 経営者をターゲットにしています」

 

 

そこか!

 

 

もうみなさんも

お分かりになったと思います。

 

 

そうです。

優秀な起業家になってくれば、

いくつものビジネスを

掛け持ちすることは可能です。

 

 

しかし

ターゲット、お客様層が異なった

ビジネスコンテンツを有することは

とても難しくなってきます。

 

 

同じように掛け持ちしていては、

さすがに私もお手上げ状態に

なってしまうでしょう。

 

 

ではKさんにそのことを伝えるか。

 

 

いえいえ、Kさんは

ビジネスコンサルの相談で

来ているのではありません。

コーチングに来ていただいているのです。

 

 

コーチングの大前提として、

「答えはクライアントが持っている」

と教わっています。

ですから

コーチから答えを渡すことはありません。

 

 

さらに言うなれば、

「自己評価でしか人は変わらない」

のです。

 

 

自分で気づかないことには

真の行動には移らないのです。

 

 

私がコーチングを学び出した1年前、

それまで私はクライアント毎に

“答え”を手渡していました。

 

 

クライアントのみなさんは、

“答え”をもらいにセッションを

受けていました。

 

 

「出村さん、ここまでやりました。

 次はどうすればいいですか??」

「お客様からこんな反応がありました。

 こんな時、どう答えればいいでしょうか?」

「次のイベントのタイトル、

 どうすれば良いでしょうか」

 

 

ほとんど全〜〜〜部、

私が答えを手渡していました。

それが

「与える達人」だと思っていたからです。

 

 

しかし私はコーチングを学び、

コーチングの

7つのスキルを身につけました。

 

 

そこから私の関わりが、

「コンサルティング」ではなく

「コーチング」に変わっていったのです。

 

 

クライントの起業家・経営者に対して

私は“答え”を手渡す代わりに、

「質問」を投げ掛けました。

 

 

答えは相手が持っている、と信じて、

「質問」で投げ掛けました。

 

 

「ゴールから逆算のルートは

 描けていますか?」

「お客様は◯◯さんに

 何を求めていると思いますか?」

「どのようなお客様に出会いたいのですか?」

 

 

関わる起業家が結果どうなったか…

 

 

自発的に

“考える”ようになってくれたのです。

そして自分で答えを

導き出してくれるようになったのです。

 

 

みなさんも考えてみてください。

 

 

相手から貰ったアイデアと、

自分で導き出したアイデアと、

どちらが信頼できますか??

どちらを試してみたいと思いますか??

 

 

自発的な行動を引き出すための

会話を組み立てる、

それがコーチングスキルの基本だと、

私は学びました。

 

 

Kさんの話に戻ります。

 

 

Kさんは

ビジネスコンサルの相談で

来ているのではありません。

コーチングに来ているのです。

 

 

私はKさんに問いました。

「なぜ新しいもう一つのビジネスを

 始めることになったのですか?」

 

 

そこから整理していくことが

必要だと思ったからです。

 

 

他人のチカラ、

信頼できる助け、

客観的な視点が必要になってくるのです。

 

 

Kさんは目の前の私を通して、

過去の取り巻く環境を

振り返っていきました。

 

 

15分後、

ご自身で答えを導き出していました。

「あっ、客層を増やす必要はない

 ってことですね^^」と。

 

 

さすがKさん!

 

 

私は、自発的な行動を引き出すための

会話を組み立てただけです。

 

 

Kさんが目標達成のための行動を整理する

アシストをしたまでです。

 

 

その際に使った7つのスキルを、

次回は具体的に解説・説明していきます!