人気の波に乗り切れない大相撲協会に期待を込めて“喝!”
稀勢の里の横綱昇進、
追随する弟弟子・高安の大関昇進、
小兵力士・宇良の活躍…
懸賞金の数は、
5月場所は過去最高2,200本も上がり、
9月も同じく
2,200本の予約が入っているそうです。
1990代の若貴時代以来の
大相撲ブーム。
秋場所のチケットは、
発売開始からわずか50分で15日間、
全てのチケットが
売り切れてしまったそうです。
起業家として、
なんとも羨ましい話です^^!
それなのに、
そんな人気なのに、
稀勢の里、白鵬、鶴竜の
3横綱が初日から全休。
これは、昭和になって
初めてのことだったそうです。
そして3日目からは、
人気の高安、宇良も相次ぎ怪我により休場…
4日目までに
幕内7力士が休場。
これは実に18年振りとのこと。
実はその18年前こそ、
1999年の若貴揃い踏みながらの
全休の場所以来だったのです。
言うに忍びないことですが、
そこから2003年の貴乃花の引退以降、
若貴ブームの終焉こそ、
大相撲不人気の長い歴史だったのです。
そして今場所、
あの時代を振り返るがごとく、
稀勢の里、高安の兄弟弟子の人気による
大相撲ブームの再来…、
からの人気力士の休場。
個人の怪我は防げなかったのか、
と思ってしまいます。
今場所から18年前と同じ
過ちを犯してしまうのでしょうか。
なぜ私がそこまで強く申すのか、
それは今場所13日目
(好角家ならお分かりと思いますが、
優勝争いが起こっていれば、
超盛り上がる時期)の
チケットを購入しているのです!
オーマイガッ!!
人気力士が不在。。。
同じ過ちを起こしてしまうのか、
と言いました。
その要因は何かというと、
大相撲力士の体重増加にあります。
2016年の力士の平均体重「164.3kg」
1999年より「15kg」も増加しているのです。
ハワイ、モンゴルを代表とする
外国人力士の台頭により、
2000年代以降、
力士の身体は大型化してきました。
しかし
昭和の大横綱:千代の富士は、
体重が「120kg」
今の平均よりも「44kg」も小さいのです!
(女性一人分_驚)
それであの強さを誇っていたのです。
現代の力士の体重が増えた分、
膝や腰、関節に負担がかかるのは
当然です。
専門的な見地になりますが、
相撲の取り組みも昔とは変わってきて、
体重で相手に覆いかぶさるように
圧倒してくる、
そんな勝ち方が主流になってきています。
大相撲協会、これで良いのか?!
外国人力士の活躍を
止めることはできません。
それに打ち勝つために、
体重増加を促すだけではなく、
体重を増やさずして筋力アップ、
怪我防止の対策を施さずして、
18年前と同じ轍を踏んでしまいかねません。
現代はスポーツ医学、
トレーニング理論、
栄養学が発達してきています。
相撲協会、各部屋が、
最新の専門家、トレーナーを招聘した、
という話を聞いたことがありません。
それはね、私の耳に
届いていないだけかもしれません。
稀勢の里の左胸〜肩についても、
影で尽力した治療家がいたと言う話は
伝え聞こえていますが、
それ以前の段階での
トレーニング、身体づくりの話です。
今ちまたには、
優秀な、実績のあるスポーツトレーナー達が
たくさんいます。
他のどのスポーツも、
最新の医学、科学を導入しているのです。
相撲の親方衆、
専門家のノウハウを取り入れてください!
協会の担当者さん、
業界の垣根を取っ払ってください!
力士のみなさん、
なんだったら私が紹介しましょうか?!
今、革新的な対策を講じないと、
力士になりたい!という若者が
減ってしまいます。
そしてそれを支えるファンが
減っていってしまいます。
スポーツ業界全体で底上げしていきましょう!
そうでもしないと、
13日目のチケットを購入した
私が浮ばれません_泣笑!