承認欲求と上手く付き合う方法


なぜFacebookに投稿するのか?

飲食店に入って、自分が注文した食事が出てくると、まずはスマホでパシャリ! 写真映えするスポットに行っては、自撮りでパシャリ!
その後はどうするのだろう?みんなFacebookやインスタに投稿するのだろうか? SNSやスマホが発達したことで、誰もがメディアの発信者になれる時代です
 
「出村さんは何のために発信しているのですか?」と問われることがよくあります。私は「Facebookがシゴトなんで。」と答えています。さらに厳密に言えば、未来のお客様から選んでいただくため。「承認」してもらうためです
 
自分のことをSNSで発信する人たちは、ようは誰かに認めてもらいたいと思っている、それが承認の欲求です。誰もが持っているこの承認の欲求について、考えてみたいと思います
 
 
 

承認欲求と上手く付き合う方法

例えば髪を切って家に帰ったときに、妻から「髪型変えたんだね、似合ってるよ!」と言われたら、素直に嬉しいです
 
アメリカの心理学者:アブラハム・マズローによって考案された人間の欲求によると、承認欲求は「他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求」と定義されています
 
承認欲求は誰しもが持っているものであり、持っていて悪いものではありません。しかし過剰に承認を求めてしまうと、ときに自分を苦しめたり、周囲とのバランスを崩してしまう恐れがあります
 
この承認欲求と上手く付き合っていくコツは、他人に多くを求めないことです。「与えられたければまずは与えること」、世の成功者は口を揃えてそう言っています
 
 
 

Facebook投稿の捉え方

SNSの発展に伴い、「いいね!」や動画の再生回数、フォロワーを獲得することが、一つの承認欲求のバロメーターになってきました
 
Facebookに投稿して「いいね!」が付かなかったり、コメントが入らないと、少し寂しい気持ちになりますよね
 
しかし考えてみてください。あなた自身がSNSの投稿に生活すべてを捧げられているでしょうか?本当の自分をオープンにさらけ出していますか?
 
私は今までそんな人に出会ったことがありません。かくいう私も、Facebookをビジネスのために行なっています。「いいね!」の数と売上は比例していません。SNSの投稿は、一つのパフォーマンスでしかありません
 
 
 

承認が得やすい投稿のスキル

最近はリアルなコミュニケーションが減ったからなのか「KY」という言葉を聞かなくなりました。「空気読まないよね」という反応ですね_www

私たち日本人には、“周りと合わせる”という慣習が根強くあります。「周りから見られて平気かな」「私だけ間違ったことしてないかな」という考えに陥りがちです。周りと違ったことをしていない、周りと一緒、という承認欲求が働くのです

 
これは何もマイナスな考えではありません。承認欲求が満たされることで、自分は間違っていないと安心でき、自信へとつながるのです
 
だからSNSでは、周りと同じように、キレイな風景のスポットや、映えする食べ物、可愛いペットとの投稿がズラリと並びます。そうしておけば、周りから確実に共感・承認が得られますからね
 
 
 

承認されるより、格段に自信が得られる方法

自信がない、自己肯定感が低い、そんな状態のときに承認欲求が生まれてきます。自分の中の失敗や欠点に目を向けず、他者に力を借りることで、自信を取り戻せると思ってしまうのです
 
想像してみてください、
親から「あなたは本当はできる子なのよ」と声をかけられたとき、本当に自信がついたでしょうか。それとも、失敗を重ねながら、自分で決めたことを自分の力でやり遂げたときと、どちらが自信になったでしょうか。どちらがその後の人生において、糧になるでしょうか
 
承認欲求を満たしたからといって、物事の本質的な解決には至りません。100%自分が源で捉え、できることを最善に行っていくこと。自信はそうして得られていくのです
 
 
 

自分の意見を相手に認めてもらう方法

組織やグループに属していれば、必ず意見の違いは生じてきます。このときに、承認欲求が強いと、相手との意見の違いや、周りが肯定してくれないことに不満を感じたり、イライラが募ってきます
 
そうならないために普段から、なぜ自分はそのように考えるのか、考え方を明確に伝えておくことが大切です。自分の意見をしっかりと発信することです
 
そして、それ以上に重要なことがあります。それは相手の意見を聞くことです。相手のいいところをしっかりと認めること。まずここが出来ていなければ、自分の意見だけを言う人の話を、相手は聞いてくれません
 
 
 

自分の成功体験を積み上げる

「できた!」「やり遂げた!」という達成体験を積み上げていくことで、人は自信を手にします。物事の大小、正解・不正解はありません
 
他人に承認されなくとも、「私はできる!」と自覚することが、100%自分が源で生きる道を選択することになります
 
そりゃ〜ね、人からも褒めてもらいたいですよね
しかし不思議なもので、できていないときはあんなに人の目を意識していたのに、自信が持ててくると、人の目が気にならなくなります。これが、最高に承認欲求と上手く付き合う方法です
 
 
 
 
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