なぜFacebook戦略なのか
私は10年間アパレル業界で働き、その後人材派遣・紹介、人材育成に関わり、2015年春で15年目を迎えます。
特に人材に関わる事業を行うこの14年間、様々な社会の変遷を見てきました。
人材派遣の隆盛期、リーマンショック、労働者の雇い止め、派遣法の改正…
働く人のニーズは多様化してきました。
この就職、人材採用の現場の構図として、採用時にお金を支払うのは企業です。
求職者は自身の時間、労力で就活し、無償です。
(近年は「お祝い金」という仕組みも登場してきています)
人材会社はいかに「良い人材」を集めるか、が収益の基礎となります。
結局この業界は「人を集める」ことが根本なのです。
そこで主に用いられるのが「求人サイト」です。
皆さんも経験ありませんか?
何らかの求人サイトに登録したことがある、お仕事を探したことがある…
求職者は複数のサイトに登録し、一番条件の良い仕事を選んでいきます。
私はこの既存の「求人サイト」の集客力に限界を感じていました。
ある時どうしても期日までに10数人の人間を集めなければいけない、という案件がありました。
私は社員に「どんな手を使っても構わないから人を集めてくれ!予算は関係無い!」と、
社員はどうしたか、Facebookやツイッターを使って呼び掛けました。
するとあれだけ苦労していたサイトとは裏腹に、必要数の3倍以上の人が集まりました。
これはなんだ?!
始めて「Facebookの力」を目の当たりにしたときでした。