自分の人生を切り開いていくか。あなたはどちら側でしょうか

今日はサービス業界の課題を数字から
紐解いていきましょう。
先ずはー働く人ーです。
日本の就業人口は6,311万人
そのうち、
第三次産業の割合は70%(4,445万人)以上
に上ります。
そこからさらに、
小売、観光、飲食、サービス業で働く人の割合は、
45%(2,874万人)以上
さらにさらに、
販売、サービス職で働く人の割合は、
25%(1,640万人)以上
うち、25~34歳の割合は、
18%(303万人)以上になります。
これからの働き盛りのこの10年間
25~34歳だけ見てみると…
35.3%の人が、
この1年間で給与の変動がない、
と感じています。
彼らの離職理由は…
1.収入が少ない
2.労働条件が悪い
3.会社の将来が不安
サービス業に分類される
アパレル、美容、飲食、百貨店…。
どの企業の雇用側に聞いてみても、
口を揃えて出てくるのは、
「いや~、
給与はうちの業界が一番低いですよ!」
「拘束時間長いですからね!」
企業の認識としても、
うちの業界が一番低い
→ サービス業課はそれが当たり前
が、常識となっているのです。
であるからこそ、
40代の我々からしてみれば
「そんなの、どこも一緒だよ!」
と言ってしまいそうです。
25~34歳の産業全体の離職率:15.3%
なのに対して、
販売、サービス業の離職率:24.1%
年間73万人が離職してしまっているのです。
企業がそんなだから仕方ないよな!
と言いたいのではありません。
キャリアカウンセリングをする立場で、
離職を繰り返す求職者たちの
履歴書を見てみると
文句タラタラ言う人ほど、
サービス業界で離職を繰り返しています。
結局あれもダメ、これもダメ、
何をやっても一緒じゃん!
そうかと言って今さら
営業職や事務職、IT系には転職できない…
仕方なしの
「ジョブホッパー」
になってしまっているのです。
もちろん、
労働基準法スレスレのグレーな就業環境で
雇用している企業もあるでしょう。
しかし昨日もお伝えしたように、
働く人にやる気を起こさせるように、
企業努力、チャレンジを繰り返している
企業、経営者はそれ以上にたくさんいます。
ジョブホッパーは自分の責任において、
そのようなチャレンジを繰り返す企業の
採用条件にさえ
当てはまらなくなってきているのです。
私が最も嫌いなのは、
「他責にする」タイプです。
自分の人生は自分で切り開くもの。
25~34歳の年代に限ったこと
ではありません。
どの年代においても、
どんな立場にあったとしても、です。
自分の人生にチャレンジする。
テニスの錦織 圭選手の
若干12歳のときのコトバです。
「この命、どう使う!」
こうありたいですね!