起業はそんなに簡単ではない3つのパターンへの助言
最近私の周りの40代前後の
ビジネスマンからよく相談を受けます。
A:「そろそろ会社辞めて自分でやろうかなと思う」
私:「何やるの?」
A:「中小企業向けにコンサルタントやろうかな」
私:「今までは会社の看板があったからだぞ…」
B:「フランチャイズでサンドイッチ屋を
始めようかと思ってるんだけど」
私:「なんでまた急に?!」
B:「いや、前から考えてたんだよ。
今の仕事やってても先は見えてるし。」
私:「だからと言ってあの街で
今さら“サンドイッチ”??!」
C:「知り合いのおばさんから、
飲食店を継いでくれないか。って言われてんの」
私:「せっかく今のキャリアがあるのに??!」
C:「なんかヤッテててもつまんないし。」
私:「それはどんな仕事してても同じだぞ…」
40代の友人たちです。
(念を押しますが^^)
ちょっと食事に行こうよ、と誘われ、
相談にのる内容がこんな感じです。
みんなそこそこのキャリアを持っている人間たちです。
一部上場企業の管理職、
長年自営でやってきた経営者、
帰国子女の外資系企業のキャリアウーマン、
安易に考えているとは
これっぽっちも思いません。
しかしね、
起業家だって楽ではありませんよ。
「売るモノ」を生み出すアイデアが必要です。
「売る場所」を創り出す根気が必要です。
継続的な「集客」が必要です。
根気よくFacebookと
〝にらめっこ〟できますか?^^;
今までは会社という看板があったから、
銀行だって
住宅ローンを通してくれていたのです。
個人で事業を始めると、
銀行は
そんなに簡単にお金を貸してくれません。
国からの助成金や補助金だって、
コンサルタントが言うほど
簡単ではありません。
なにせ、
自分のこと、お客様のこと、
全部を自分で管理しないといけないのです。
その覚悟はありますか。
かと言って、
手をこまねいている訳にはいきません。
時代は一段と
〝個人の時代〟へと進んでいきます。
先日もテレビで言っていました。
今や大企業は残業を減らすため、
仕事を〝外注〟しているのです。
それも他企業への
アウトソーシングはひと昔前。
今や資料作りを個人のライターや、
コンサルタントに依頼するのは
当たり前になってきているそうです。
いままでは外注する立場だったのに、
そんな簡単に「依頼される側」になれる
と思ったら大間違いです!
40代に差し掛かり、
真剣に人生の此の先を考えてしまいますよね。
会社でのポスト争いも見えてきた気がする。
先輩サラリーマンの背中を何人も見てきた、
自分もそう見られているのだろうか…。
何か〝きっかけ〟が欲しい。
そんな人は多いのではないでしょうか。
そこに「社会の課題」があるのであれば、
解決しない訳にはいかないのが、
「仕組みづくり」の性分です。
間違いにならない方法、
大火傷しない方法、
スムーズに起業できる仕組み。
Aさんには、
今までのキャリアを生かしながら、
自分の売る商品を創りだす効果的なやり方を。
Bさんには、
ポジション、予算に合わせた
フランチャイジーの選択の仕方を。
Cさんには、
他業界からの成功ノウハウの吸収を。
伝える必要がありますね!!