エディーHC流 コミュニケーション術の極意を営業に生かす


「コミュニケーションは 〝声のエナジー〟」

この記事が掲載されている頃には、 ラクビーW杯日本大会の 優勝国が決まっているはずです。

果たして、 エディーHC率いるイングランド代表か、 日本代表を倒した 南アフリカ代表が勝ったのか、 楽しみなところです。

 

そして、そのラグビー・イングランド代表 エディー・ジョーンズHCが 先日NHKの番組でこんな言葉を残してくれました。

 

「コミュニケーションは 〝声のエナジー〟」

 

ラクビーというスポーツは、 一人の個性が 周りとのコミュニケーションで 活かされていきます。

番組の中で、 エディー・ジョーンズHCは、 日本一を目指す私立名門高校のラクビー 部で、たった5日間の 最強コーチとして指導しました。

 

高校生ラガーマンに向けて、 エディーコーチは常に声を掛けていました。

「もっと声を出せ!」 「周りに伝えろ!」 「脳みそを部屋に置き忘れたのか?!」 と。

 

エディーコーチは、 日本代表のHC時代に、 こんなことも仰っていたそうです。

「日本人は人と対立することを嫌う。 思ったことを口にしない」

 

日本民族の長所と言えば 聞こえは良いですが、 これでは相手に 自分の思いを伝えられません。

 

私は常に クライアントに言っています。 「アウトプットが大切」と。

 

伝えなければ伝わりません。 口に出さなければ相手には伝わりません。 書かなければお客様には伝わりません。

コミュニケーションは、 何を伝えたかではなく、 何が伝わったか。 なのです。

そのために、 私たちには平等に与えられた 資源があります。

 

それは 「言葉(コミュニケーション)」 です。

 

営業という職種は、 人に会うことが仕事。

そして相手に 商品・サービスを買ってもらうことが 目的です。

 

営業マンだけではないのです。

接客業、講師や士業、 常に人と出会う職業の人、 すべての人に伝えたい。

 

「コミュニケーションは 〝声のエナジー〟」

 

言葉のエネルギーを高めることが 必要なのです。

 

そのためのアウトプット、 できていますか?!

 

エディー氏は言葉と行動で、4年前のW杯で日本代表が南アフリカ代表を破ったことは奇跡ではない、 ということを証明していました。

 

「目標は、 そんなことできる訳がない と思えるほど大きな目標を掲げること」

「あの勝利は9ヶ月前から準備されていた」

「覚悟と準備が最高のリーダーになる」

 

最強と呼ばれるコーチは みんな仰います。 「準備が80%」

 

今こそ、 アウトプットの質を高める 準備をしてください。