参加者目線で捉えられていないサイトの典型
昨日今日と、東京都内は
陽射しがありましたが気温が低く、
暖冬に慣れてしまっていた身体には
こたえましたね。
九州地方の方をはじめ、
大雪に見舞われている地域の方々は
大変だろうと思います。
我が故郷の石川も然り、です。
こんにちは、
集まる集客®ファンメイクコーチ
出村 嘉章です。
「街コン」シリーズの最終話です。
なぜ「街コン」はブームから一変、
最近は取沙汰されなくなってきたのでしょうか。
先日「グルメコン」に参加している
男性ふたり組の会話を耳にしました。
1軒目にいったお店が行列だったんですね。
そこで一人が、
「並ぶの面倒くせえから3番目の店に行こうぜ」
って、1番人気のお店が並んでいたからって、
2番人気を通り越して、3番人気かよ!
どんだけ志が低いんだ??
寒空にすれ違う彼らの会話に、
より一層寒さを感じてしまいました。
なんでしょうか、この現象は?
そんなに人と出会うことに、
一歩引かなくてもいいと思うのですが。
そんなに自信がないのでしょうか_笑)
と、彼らの異性への意気込みはさて置き、
そこで思い当たり「街コン」のサイトを
色々調べてみたのが事の顛末です。
驚いた事に、
どの主催サイトを見ても、
参加した人の感想が載っていません!
参加した人がどう感じたのか、
その日はどんな雰囲気だったのか、
どんな人たちと出会えたのか、
意中の異性とは出会えたのか、
どのサイトの、どこにも見当たりません。
寒空の中で3番人気のお店を
探す事になった若者の気持ちは、
どこにも反映されないのでしょうか?
主催サイドの
「自己中心的」な内容はてんこ盛りです。
運営者からすると、
「お客様方から頂いた感想を
元にサイトを運営しております」
とでも言いたいのでしょう。
しかしお客様のリアルな顔の画像や、
そのままの文章で載っていない事には、
読み手の気持ちノッテきません。
参加した方々も同じだと思います。
自分の感想が反映されたかどうか分からない、
サイトには意見を書き込むところの
連絡さえ載せていない。
これでは客離れして当然です。
仮に、サイトのトップに
延々と参加したお客様の満足そうな笑顔と、
「とっても楽しかった~」
「サプライズの演出に感動~」
「楽しい人ばかりでした!」
「お料理美味しかったです!」
「また参加したいです!!」
の声が延々と100人連なっていたら
どうでしょう。
この「街コン」スゴい反響だな!
行ってみたいな!
と、なりませんかね。
これは何も「街コン」のサイトだけに
限った事ではありません。
私たち起業家にも当てはまります。
あなたのH.P、ブログは大丈夫ですか?
自分の言いたい事、伝い得たい事ばかりが
先行していませんか?
果たしてその情報は、
お客様目線で見た時に、
先頭になくてはならないモノでしょうか。
お客様が欲しいと思っている情報は、
明日からのキャンペーンの情報でしょうか。
今度のランチ会の案内でしょうか。
その前に、
前回キャンペーンを体験された
お客様の感想があった方が、
前回ランチ会の集合写真と共に、
参加された方々の喜びの声があった方が、
新しく見にきていただいた
お客様の心を掴むと思いませんか?
もう一度みなさんの持っている
H.Pやブログが、
「自己満足型」になっていないか、
「他己満足型」の視点になっているか、
チェックしてみてください!
私たちのサイトは、「街コン」と
同じ轍は踏まないようにしましょうね!