Webが苦手と思い込んでいる起業家へ、「苦手意識<好奇心」の状態をつくることです


 

過日、Webの記事で、

元『日経トレンディ』編集長が

おっしゃっていました。

 

 

「伝わらなければ、存在しないのと同じ。

 ビジネスパーソンも「発信力」が重要」

 

 

今の時代、

ネットを中心に情報が氾濫しています。

いくら「いいもの」であっても、

「これはこういう理由で“いい”のである」

「私は“こういうこと”をやっている」と

伝えないことには、

誰にも気づいてもらえません。

 

 

パソコンが苦手でも関係ありません。

決まったアプリしか使えなくても構いません。

Webの知識がなくても問題ありません。

 

 

ガンバって仕事に取り組んでいれば、

そのうちに誰かが必ず見てくれている

という時代ではありません。

 

 

自分で「できない!」という

壁をつくっていては、

いつまで経ってもできないままです。

 

 

今日も

アカデミーの起業家とのセッションで、

こんな話がでてきました。

 

 

Facebookのイベントページを作ろうと、

一人で8時間も

悪戦苦闘していたそうです。 

 

 

起業家Bさん:

「友人に聞いて誰も分からず

 途方にくれていましたが、

 ダメ元で娘に聞いてみたら、

 3分で解決してしまいました_苦笑!」

 

 

そんなものです。

 

 

今の中学生より上の世代の

Webに対する苦手意識は、

我々の苦手レベルと次元が違います。

 

 

LINEで会話することが

普通になっている子ども達にとって、

すでにスマホは

電話する道具では

無くなっているのです。

 

 

以前、

プレゼンテーション番組『TED」で

こんな話を聞きました。

 

 

インドのスラム街での話です。

 

 

ネットのインフラがやっと

つながった村に、

なんの説明もせず、

1台のパソコンを置いたそうです。

 

 

その村に住む子ども達は、

学校にも通えない子が

ほとんどでした。

 

 

当然、

インターネットも

パソコンの使い方も知りません。

 

 

ただ単に、

パソコンの電源を入れ、

使える状態にしておいたそうです。

 

 

そんな状態のまま2週間放置。

 

 

子ども達は好みの音楽を

録音して再生しあったり、

世界中にメールを配信していたそうです。

 

 

「やりたい!」

「知りたい!」

「使いたい!」

という好奇心が学習させ、

普通にパソコンが使えるように

なっていったそうです。

 

 

今でこそ私は

スポーツが得意そうな顔をしていますが、

子どもの頃は

相当な怖がりでした_苦笑!

 

 

おかげで補助輪なしの自転車に

乗れるようになったのは、

小学校一年生になってからでした。

 

 

一緒に遊んでいた幼馴染たちは

ずいぶん早く

自転車に乗れるようになっていて、

活動範囲がどんどん

広がっていきました。

 

 

最初のうちは強がって、

自転車の後を走って

追いかけていましたが、

そのうちに

追いつかなくなってしまいました。

 

 

私は、

友だちと一緒に遊びたくて、

一緒に隣町まで自転車で行きたくて、

必死に自転車に乗る練習を

したのを覚えています。

 

 

必要に迫られ、

もう“それ”がないと

二進も三進も行かなくならないと

人は行動しないのです。

 

 

それが分かっているからこそ、

自分で追い込むしかないですね。

 

 

人間は弱い生き物です。

しかし、

成長できる生き物なのです。

 

 

パソコンが苦手でも、

決まったアプリしか使えなくても、

Webの知識がなくても、

 

 

使っていかないことには

これからの時代、

自分をアピールできないのです。

 

 

自分の商品・サービスを守りたければ、

ハッキリ言って、

早いモノ勝ちです。

 

 

手柄を他人に奪われず、

商品を世に出すチャンスを

高めるために、

 

 

Facebookで

「言った者勝ち」の状態にしていくことが

有効な手段なのです。

 

 

どうしますか?

あなたがせっかく

汗水垂らして創りだした商品より、

 

 

たった1時間、

先に他人に投稿されていたら、

もうあなたは「二番煎じ」と

呼ばれてしまうのです。

 

 

もう一度言います。

 

 

誰もあなたがFacebook投稿が苦手だ、

なんて気づいていません。

 

 

それよりも

気にしなければならないのは、

ライバルに遅れを取らないことです。

 

 

参考資料

2017年ヒット商品から見えてきた、

現代のビジネスパーソンに「求められているもの」とは?

→ https://next.rikunabi.com/journal/entry/20170407_M

 

スガタ・ミトラ: 自己学習にまつわる新しい試み

→ http://digitalcast.jp/v/12178/