人生は占いで決めていいのか?!
人生は占いで決めていいのか?!
占いなんて当たりっこない!と思いながらも、 朝のワイドショーでついつい星座占いを見てしまう…ww)多分 私だけではないはずです
経営者や政治家、スポーツ選手のように、 勝負事の世界で生きている人たちは、占いに限らず“験を担ぐ” ことが多いように思います。 手首にやたらとパワーストーンを付けている人も見かけますよね
経営者や政治家は、 占いで人生や仕事の判断を決めているのでしょうか?
そもそも彼らだって、 占いがすべて当たるなんて思っていないはずです。 ましてや人生を左右されようなんて考えてもいないでしょう。 占いは手段であって、ことの目的、本質ではありません。 しかしなぜ歴史上の権力者たちでさえ、 占い師と交流があったのか…、考えてみます
占いで人生を決めて言い訳がない!自分の道は自分で決める、 それでも背中を押して欲しい…、そんな手段なのです
靴は必ず右側から履く
階段は必ず右足から上がる。 大事なプレゼンのある日は必ず身に付ける下着がある。 靴は右側から履く。なんでもいいですが、 縁起を担ぐためのジンクスを持っている人は多いと思います
では、期待通りの結果が得られなかったとして、 次回からそのジンクスは無視するでしょうか。「 明日は左足から靴を履こう!」とかね。そう言われれば、 そこまでの責任を貸している訳ではありません。 ジンクスは自分自身への慣習、ルーティンのようなもの。 別の見方をすれば、セットアップのための手段なのです
大切なのは、揺るぎない信念です。ジンクスが好機を呼ぼうが、 今回は失敗しようが、一貫性を持って取り組む姿勢が大切なのです
今日のラッキーメニューを食べてみた
星座占いや血液型占いが、すべて当たるとしたら、 世の中上手くいく人だらけになってしまいます。 右に進むのも左に進むのも、誰と付き合うのも、 どんな仕事を選ぶのかも、すべて占いが決めてしまう、 そんな生き方求めてますか?
占いを否定している訳ではありません。 占いは統計学に基づいた数千年の人類の知恵の集大成です。 その知恵を最大限に生かしながら、決めて行動するのは自分です
朝のワイドショーでいってた「今日のラッキーメニュー」 をランチ食べてみた。その後の商談が上手くいった。 そんな時こそ「ラッキー!」と思えばいい。外れたら「 自分の力が足りなかった」、そう思えることが大切です。 占いが当たる外れるではなく、すべては自分の在り方です
占いに依存してしまった社長
以前にこんな経営者がいました。会社の移転も、 社内のレイアウトも、営業先の選別も、 すべて占い師にお願いしているのです。社長室の四方の壁には、 魔除けだか何かのよく分からない絵が飾られていました。 その金額を聞くと、驚きの値段でした!
挙句に私にこう言いました「君もやったらどうだろう?」…、「 いえ、私は結構です!」と丁重にキッパリとお断りしました
その会社がどうなったのかといえば、まぁ、 社員がコロコロと辞めて行ってました。そりゃーそうですよね。 占いですべてを決める会社になんて、やり甲斐を感じられません
経営者の責任とは決断することです。占いは、 決断に至るまでの一つの判断材料にしか過ぎません
ウサギと亀から学んでみた
ウサギと亀の話に続編があるのをご存知でしょうか。 戦いに負けたウサギは、亀に再戦の申込みをしました。 亀は考えました。そのままやったら今度こそ負けてしまうだろう、 そこで“陸の戦い”だけでなく、“水の中での泳ぎ” も競争に入れました。そして見事に第二戦も勝ったのです
亀がその時に占いに頼ったかは別にして、私たち起業家、 経営者が大切なこと。 それはすべての勝負に勝つことではありません。 勝つべき勝負では絶対に負けないことです
勝負に勝つための判断の手段として、 占いやジンクスは大いに活用すべきです。 自分の決断の背中を押すためにです!
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