10年20年先も持続可能なビジネスを創り上げる「チーム」と「仕組み」のステップ
チームの成果を上げるチカラ
どんなシゴトも一人では出来ません。 大きなプロジェクトや世の中に貢献する仕組みを構築するというこ とは、より多くの人と関わるということになります。 そのためにはチームの力が不可欠になってきます
「人をまとめるチカラ=チームビルディング」
このチカラを持っていることで、称賛されることはあっても、 無駄になることはありません。誰しも、 いつかは人をまとめる機会が訪れるはずです。 その時になってアタフタしないためにも、 チームをまとめ上げるステップを理解しておくことをオススメしま す
これからチームをつくる人のために、 チームの成果を上げるためのステップを考えてみました
ビジョンを掲げる
船が行き先を決めないままに出港することはありません。 船長は大海の先にある夢の島には、 見たこともないような食料や産物があるんだ! と船員を鼓舞します。チームのスタートも同じです。 ゴールやミッションが曖昧なままでは、 モチベーションは維持せず、目標達成は夢のまた夢…
特に私がチームに働きかけるのは、ビジョンを語ることです
どのようなチームを創ろうとしているのか
チームが成し遂げる世界は?
お客様はどのような状態になるのか?
ビジョンをイメージする人たちの潜在意識に語りかける。 強いては集合無意識の力を借りてビジョンを現実にしていく。 それが10年20年先も持続可能なビジネスを創り上げるためのと ても重要なファーストステップ
ルールを決める
多様性の時代にあって、自由を求めているからといって、 個人の思うがままに奔放していては、組織として成り立ちません。 組織・チームを運営していくためには、最低限の「ルール」 は必要です。土台にルールがあってこそ、 主体性が発揮されるのです
・与えられた役割、タスクに責任を持つ
・時間、期限を守る
・協調性を持つ 等々
チームのルールを決めることが大切です
特に日本人は社会性を重要視します。世界を見渡しても、 コロナ禍にあってこれだけしっかりマスクを着用しているのは日本 が一番です。ひとりだけサボっていると白い目で見られる、 そのくらいが自分を律するためには必要なのです
主体性を促す
仕事を与えられるのを待っていたり、 言われた仕事だけをこなしているメンバーが集まっている組織の目 標達成度合いは、満足のいくものになるでしょうか
成果を上げ続ける組織、チームというものは、 メンバー一人ひとりが役割を自覚して、 主体性を発揮しているイメージがあります。 ではその違いは何でしょうか?
チームの関係に、
何でも意見していいんだよ!
失敗を恐れず挑戦しよう!
あえて反対意見も飛び交う
何でも意見していいんだよ!
失敗を恐れず挑戦しよう!
あえて反対意見も飛び交う
そんな心理的安全を生み出すことが出来ていれば、 目標達成に向けた主体性のあるチーム運営が実現します
ゴールを共有する
どんな組織、チームにしろ、 成長過程において混乱や相手に対して矢印が向く時期がきます。 意見の相違が生まれ、葛藤を抱えることが増えてきます。 むしろそんな時こそ、チームの成長を讃えることが必要です
その上で、「ゴールはどこに向かうこと?」「目的な何だっけ?」 という問い掛けに対して、メンバー全員が、 目指すべきゴールを明確に言葉にできること。チームで目的・ ゴールが共有できているかが重要です
そうすることで、自分の役割が明確になり、 もう一度成果にベクトルが向けられ、 エネルギーが高まってきます。チームとしての信頼関係、 エンゲージメントが高まり、コミットメントが生まれてきます
プロセスを促進する
オンライン、リモートワークが主流になってきて、 いろんな人と頻繁に話し合い、 打ち合わせできるようになってきました。一週間のうち、 ちょっとの時間でもつながれるのですから、 ビジネスパートナーとはより密に、そして活動範囲は日本中、 世界へと広がります
しかし逆に、リアルで会う人はどのくらいいるでしょうか。 特にビジネスチームにおいて、「この一年、 実際には全く会っていない」 という関係は珍しくないのではないでしょうか
そんなオンラインだけの人間関係で対人コミュニケーションが麻痺 してしまわないように、 チームのコミュニケーションでは繰り返し接しながら、 プロセスを確認し、小さな成果を承認し合っていきましょう。 プロセスを全体で確認し合うことが、チームの促進につながります
信じて任せる
人は何でもかんでも指示を出されたり、細かすぎるチェックには、 返ってやる気を削がれてしまいます。子育ても同じですよね、 子どもの親の注意に対する、「分かってる!」 となってしまうやつです
シゴトにおいては、目標を共有し役割を任せたら、 あとは放っておきましょう。相手を信じ、任せることが大切です。 メンバーがどのようにタスクをクリアしてくるかが成長なのです
ある程度自由な環境を与えた方が、 人は持っている能力を開花させていきます。 結果よりも成長のプロセスが大切なのです
フィードバックする
持続可能なビジネスを支える組織にとって、 最も重要なコミュニケーションは「フィードバックし合える関係」 です
「さらに良くなるために」を、客観的視点で事実・ 事象に基づいてフィードバックすることが大切です。 この時に必要なのが、 チームが信頼の絆でつながっていることです。 信頼がベースに無ければ、 フィードバックし合える関係が築けているとは言えません
リーダーが、 メンバー一人ひとりの行動や取り組む姿勢に関心を持っている、 ということを示すことで、組織に安心感が広がっていきます。 チーム全体でこの安心感の輪を育むことで、 信頼は高まっていきます!
“一家に一法人” どころか “一人一法人の時代”
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