コミュニケーションがチームの命運を握る


オンラインが主流の時代背景

最近はオンラインのミーティングが主流になってきました。何処にいてもいつでもつながるので、時間やメンバーの制限がありません
 
とはいえ、「画面オフでいいですか?」「その時間帯は耳だけ参加になります」という人たちもチラホラ。挙句には「録画してますか?後からレコーディングを見ておきます」なんてメンバーも出てきたりして… それってどうよ?
 
いくらお馴染みのメンバーであったとしても、それは主宰する側にとって、失礼ではないでしょうか?
先日クリーニング屋さんがぼやいていました。「最近はワイシャツのクリーニングしかなくて」と。そうなんです!オンラインミーティングでは下に何を履いていても、映らないですからね_www
 
そんな融通がきく時代だからこそ、ミーティングの在り方について考えてみます
 
 
 

プライベートな話から始める

チームでミーティングを始めるとき、いきなりアジェンダから入ったところで、活発な発言やアイデアが出るとは限りません。当該担当者が発表し、上司が意見を言って終わり。なんて企業の会議を幾度も体験してきました
 
まずはミーティングでは、この1週間どんな“良いこと”があったのか、どんな新しいチャレンジをしたのか。一人ひとりから、“Good&New”をシェアしてもらいます
 
そうすることで、その人が日々何を大切にしているのか、どんな趣味を持っているのか、プライベートでどんなふうに過ごしているのかが分かってきます。ビジネス以外の面を知る、これはチームにとってとても大切な習慣です
 
 
 

仕事とプライベートの相関性

いくら会社や仕事先の関係であったとしても、仕事のことだけで関わるって、なんか冷めた関係だと思いませんか? 人と会話していて、その人にプライベートをイメージしないなんて、私には考えられません
 
プライベートが充実していれば、仕事上の人間関係においても必ずより良い効果が得られます。逆にプライベートで問題を抱えていると、ビジネスのパフォーマンスは格段に落ちてしまうのです
 
チームから見て、メンバー一人ひとりの仕事とプライベートのバランスに共感し会えたら、チームのまとまりがグッと高まるはずです。相手に関心を持つことで、仲間意識が高まっていきます
 
 
 

“何度でも”がチームの命運を握る

チームにルールを植え込むには、ミーティングで一回伝えたからといって全員が理解できるとは限りません。ましてやその場ではハッキリ伝えたとしても、相手に十分理解されるまでには、何度も繰り返す必要があります
 
チームを育てる上で大切なことは、伝えたいルールが正確に伝わることは当然ですが、人に何かを伝えようとするとき、理解されるまで何度でも伝える、という文化が根付くことです
 
そして、このことを誰に伝え共有することでチームのパフォーマンスを最速で向上させるか、そこを見極めるのがマネージメントの重要な要素になります
 
 
 

コミュニケーションの時間を惜しまない

チームミーティングで伝えたからといって、メンバーが必ずしも理解しているとは限りません。ましてや具体的に何をしたらいいのか、行動レベルまで落とし込んでいるか否かは、受け取る側の個人レベルが影響します
 
全員でやるミーティングと1on1ミーティングを使い分ける。このコミュニケーションに時間を惜しまないことが大切です
 
トップとして取り組むことは、自分のコピーを創ることです。自分が複数人いれば、今のタスクが格段に短縮できるし、やれることが何倍にも拡がるのです。そのような理想の状態を創り出すために、メンバーとのコミュニケーションの時間を惜しまないことです
 
 
 

意思決定はチーム全員で関わる

重要な問題解決や意思決定は、トップの人間だけで行うのが組織の風潮です。新しくチームに加わった人がどこまで目的やビジョンを理解しているのか、それに伴った適切な判断が下せるか疑問はあるでしょう。しかしそれはいつまで?どのくらいになったら?という線引きをどのように下すかは曖昧です
 
であれば、最初からチームミーティングは全員参加が基本です。そして話し合う内容には、メンバー全員で関わることを求めます
その際、時間を管理する、全員が発言する、全員が協力するなどのルールが必要になってくるでしょう
 
重要な意思決定は、すべてのメンバー、担当者に影響を及ぼすのです。誰一人蚊帳の外に置かず、全員参加のミーティングは、更なる協力体制を育みます
 
 
 
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